「高いからやめとこ」で、僕は何年も止まっていた
正直に言います。僕が組んだ脱毛プランの総額は、だいたい37万円でした。
内訳はざっくり、ボディが5回、VIOとヒゲが10回のコース。
最初にこの「40万円弱」という数字を見たときは、そりゃもう「うわ、たっか。これは手が出えへん」でした。
でも今なら分かります。僕はその”総額”だけを見て、何年も止まっていたんです。
今日は、その値段の見方が180度変わった話をします。
※これは僕個人の体験・感想です。費用も回数も、プランや人によって変わります。仕上がりにも個人差がありますし、最終的な判断はご自身で。
そもそも僕らは、「総額」しか見ていない
値段が高く感じるのは、”総額”という一点しか見ていないからなんですよね。
でも本当は、そのお金で何を買っているのかを一緒に見ないと、高いも安いも決められない。
脱毛したいという気持ち自体は、実は僕、20代の頃からずっと持っていました。
ただ、いつも最後は値段で引き返していた。
流れが変わったのは、30代後半になって、ふと”残りの時間”を意識したときです。
時間で割ってみたら、景色が変わった
僕はこの先、まあ70代、80代くらいまでは生きるとして——ざっくり、あと30年以上はあります。
そのあいだ、ヒゲは毎日剃り続けます。僕は休日もサボらず剃るタイプなので、まあ本当に毎日。
1日たった10分としても、これを積み上げるとどうなるか。
10分 × 365日 × 35年 = 約2,100時間。
……丸88日ぶん、鏡の前でカミソリを握っている計算です。3ヶ月弱の連休が、洗面所に消えていく。
ここで、さっきの総額37万円を、この時間で割ってみます。
37万円 ÷ 約2,100時間 = 1時間あたり、約170円。
しかもこれ、ボディもVIOも全部込みの37万円を、”ヒゲの処理時間だけ”で割った、かなり保守的な数字です。体の処理時間まで足したら、単価はもっと下がる。
正直、「高いからやめとこ」と思っていた頃の自分に言いたい。もっと早く電卓を叩けよ、と。
これ、「時給が高い人」の話じゃないんです
ここだけは、絶対に誤解されたくない。
こう書くと「稼いでる人だからでしょ」と思われがちなんですが、まったく逆です。
だって、買い戻している時間の単価が、時給170円ですよ。
学生アルバイトだって、その何倍もの時給で働いていますよね。
つまり、あなたの1時間に170円以上の価値があるなら——ほぼ全員そうです——この買い物は、もう理屈の上では割に合っている。
高収入かどうかは関係ありません。関係あるのは「自分の1時間が、170円より価値があると思えるか」だけ。
しかもその時間は、お金を積んでも二度と買い戻せない、いわば命そのものの一部です。
そう考えたら、僕は「だったらやろう」と即決できました。
お金では測れない、”見えない配当”もついてくる
しかも、浮くのは時間だけじゃありませんでした。
いちばん分かりやすいのは、朝が楽になったこと。準備が減って、朝にゆっくりできる時間が増えた。これだけでも地味に効きます。
あと、これは共感してくれる人いると思うんですが——休日にヒゲを剃らずにいると、夕方には薄らと生えてきて、なんというか”小汚い”感じになるじゃないですか。
「この顔でコンビニ行くの嫌やな…まあマスクすりゃいいか」みたいな、あの小さなストレス。
あれが、まるごと消えました。今は顔をサッと洗って、帽子をかぶって、そのまま出られる。
この”清潔感まわりのストレスが減った”感覚は、金額には表せないけど、確かに大きなリターンでした。
時間が浮いて、ストレスが減って、清潔感が上がる。時給170円のオマケにしては、ちょっと出来すぎだと思いませんか。
「価格」じゃなくて、「価値」で判断してほしい
もちろん、AGAのように継続していくタイプの費用は、脱毛とは性質が違うので、そこは分けて考える必要があります。
そのうえで、僕がいちばん伝えたいのはこれです。
「37万円は高いか」ではなく、「その37万円で買える時間と快適さに、自分にとっての価値があるか」で考えてみてほしい。
これは「だからやれ」という話ではありません。判断するのは、あくまであなた自身です。
ただ、あの頃の僕みたいに「なんとなく高そう」の一点だけで足を止めてしまうのは、本当にもったいない。
一度でいいので、あなたの数字で、あなたの残りの時間で、割ってみてください。
きっと、”価格”じゃなくて”価値”で判断できるようになります。


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