男性美容を始めて、生活とマインドが変わった話 / 今、悩んでいるあなたへ

読者への手紙

変わったのは、見た目じゃなかった

男性美容を始めて、いろいろ変わりました。

でも、いちばん大きく変わったものを一つだけ挙げるなら——見た目じゃないんです。

変わったのは、自分との付き合い方でした。

薄毛のことも、脱毛のことも、具体的な話はそれぞれ別の記事に書きました。だからここでは繰り返しません。

この記事で話したいのは、その”先”のこと。「男性美容に取り組む」という行為そのものが、僕の生活とマインドをどう変えたか、という話です。

※この記事は僕個人の体験・感想です。感じ方には個人差があります。

「無意識のマイナス」が消えると、全部の結果が変わっていく

一つ、はっきり分かったことがあります。

考え方って、結局「物事の受け取り方」なんですよね。価値観とか、無意識の癖とか、そういうもの。そしてそれは、驚くほど”些細な自分の見た目”に引っ張られています。

たとえば、鏡に映る自分。オンラインで商談するとき、カメラに映る自分。そこに清潔感があるだけで、その日の気分がまるで違う。

女性が「今日は化粧のノリがいい」という日にご機嫌なのと、たぶん同じです。男にもあるんですよ、あれ。

僕の場合、ずっと「毛深い=マイナス」だと思っていた部分が、ゼロに、なんならプラスに変わった。すると不思議なもので、そこから発する言葉、表情、雰囲気まで、全部が少し良くなるんです。

そして——ここがいちばん伝えたいところなんですが——発するものが変われば、その先の結果まで変わりやすくなる。

逆もそうです。ネガティブな要素を抱えたままの土台で判断すると、その先の判断も、なぜかネガティブに転ぶ。

人付き合いも同じでした。自分が気にしている点が、たとえ些細でも、その”引っかかり”を抱えたまま人と話すと、無意識のうちにマイナスのムードごと相手に渡してしまう。

ちょっとスピリチュアルっぽく聞こえたら申し訳ないんですが、これは僕の中では、けっこうな確度で「事実」だと思っています。

分かりやすい例を一つ。

昔の僕は、表面的には気にしていないつもりでも、無意識のどこかで「髪の毛が薄いの、見られてるかも」と思っていました。

するとどうなるか。外に出るのが、なんとなく億劫になる。人と会うのも、なんとなく面倒になる。

——もしかしたら、その場所にこそ、この先の人生を変える出会いがあったかもしれないのに。僕は、自分でそのきっかけを潰していたんです。

それがなくなった。「まあ、行ってみるか」の最初の一歩が、軽くなった。この変化は、見た目の話をはるかに超えていました。

「悩みを保留にする」自分から、卒業できた

もう一つ、大きく変わったこと。

「悩んでいる時間」との付き合い方です。

正直に言うと、脱毛はまだ途中なので、ここは断定できません。でもAGAのほうは、以前あんなに気にしていた部分が、今は自分でもほとんど気にならなくなりました。

これ、地味なようで、めちゃくちゃ大きいんです。

だって、そのことに悩むために使っていた”脳のリソース”を、もう別のことに回せるんですから。ずっと片隅で回り続けていたバックグラウンドのアプリが、ようやく閉じた感覚です。

僕は一度、数ヶ月とはいえ「かなり薄くなった状態」を経験しています。

人間って、痛みやマイナスのほうを覚えておくようにできているらしくて、あの頃の気持ちは、思い出そうとすればすぐ思い出せる。だからこそ「今の状態、ありがたいな」と、ちゃんと噛みしめられるんですよね。

ちなみに、友達に髪を切ってもらうとき「お、だいぶ揃ってきたやん」と明るく言ってもらえるのが、地味に嬉しい瞬間です。……まあ、今は彼女がいないので、この頭を披露できる相手は当面その友達くらいなんですけどね。

でも冗談抜きで、「無意識にハゲてるから、自分は誰かと出会ってもダメだ」——そういう歪んだ解釈を、いつの間にかしなくなりました。人と会うことへの、あの漠然とした怖さが消えたんです。

それにしても、体の毛はあんなに元気なのに、頭だけは薄くなる。栄養の配分、どこかで盛大に間違えてないか?と、何度ツッコんだか分かりません(笑)。

ただ、これはあながち理不尽なだけの話でもないみたいで。体毛が濃い=男性ホルモンの影響が強い人ほど、頭髪のほうは薄くなりやすい、なんてことも言われているそうです。つまり僕の体は、実に理にかなって毛深く、理にかなって薄かった、というわけですね。

体は、服でなんとか隠せます。ヒゲも、剃ればいい。でも頭って、帽子をかぶれない場面もあるし、基本ずっと外に出ている。だからこそ、ここが変わったことの実感は、日常のあちこちで訪れます。

結局これ、全部「自分を知る」ことから始まっていた

ここまで書いてきて、改めて思うんです。

薄毛も、脱毛も、そして生き方の変化も——入り口は全部「自分の現在地を知る」ことだった、と。

これ、僕が大事な人によくする例え話があるので、聞いてください。

たとえば「ハワイに旅行に行きたい」というゴールがあるとします。

このとき、いきなり「どうやって行こう」と考えても、実は答えは出ません。なぜなら、あなたが今どこにいるかで、行き方がまるっきり変わるからです。

関西からなのか、北海道からなのか、九州からなのか。現在地が違えば、乗る飛行機も、通る空港も、かかる時間もお金も全部変わりますよね。

旅行なら、僕らはこれを無意識にやっています。ゴール(ハワイ)を決めて、現在地(今いる場所)を把握して、その間を埋める段取り(航空券、ネットで検索…)を自然に組んでいる。

でも、こと”自分の悩み”になると、多くの人がこの当たり前をすっ飛ばすんです。

やることは、旅行とまったく同じでいい。

まずゴールを決める。次に、自分の現在地を可視化する。そして、その間に足りないもの——必要な要素、かかる時間、今持っているもの、逆に持っていないもの——を洗い出して、「ないもの」を一つずつ埋めていく。

それを行動に移していけば、ゴールには、驚くほど確実に近づいていきます。

これは薄毛やヒゲの話に限りません。仕事も、お金も、人間関係も、全部同じ構造です。

だから、もし今あなたが何かに詰まっているなら——一度この「現在地→ゴール→足りないものを埋める」で、課題を眺め直してみてほしいんです。

これから、男性美容とどう付き合っていくか

未来の話も少しだけ。

僕のこれからは、まず脱毛をやり切ること。そして、AGAとの付き合いを続けていくこと。

ただ、正直に言っておきます。

脱毛もAGAも、あくまで「マイナスをゼロに戻す」きっかけにすぎません。それをやったからといって、素晴らしい未来が”確実に”やってくる——なんて言い切ったら、それこそゴリゴリのスピリチュアルです。僕はそこまでは言いません。

でも、これは言えます。

小さく原因を突き止めて、小さく解決して、小さく続ける。この地味な繰り返しは、生き方全体で見たとき、ちゃんと全部つながっていく。

そして、実際にやってみた人間にしか分からない幸福感や、無意識の変化がある。そこに一度気づいてしまうと、もう「続けたい」じゃなくて「続けなきゃ落ち着かない」ものに変わるんですよね。習慣って、そうやってできるんだと思います。

だからこのブログも、これから経過そのものを見せていくつもりです。

かなり薄かった状態から、何ヶ月でどう変わって、今の状態をどう保っているのか。脱毛も、施術の前と後で実際どうなっていくのか。僕自身が実験台になって、写真つきでリアルに残していきます。ぜひ、一緒に追いかけてください。

今、悩んでいるあなたへ

最後は、手紙にさせてください。

人が「迷う」とき、たいていは、過去の自分の経験を”防御”に使っています。傷つかないように、あらかじめ悩んでおく。人間として、すごく自然な心理です。

でも、失敗も成功も、やってみないと出てこない結果なんですよね。

そして失敗って、実は「うまくいかない方法を一つ見つけた」だけ。それ以上でも以下でもありません。

正直に言うと、僕の立場から効果をお約束することはできません。僕はサービスを提供している側の人間じゃないし、感じ方には個人差があるからです。

それでも、これだけは伝えたい。

いちばん最初の一歩は、「契約」じゃなくて「自分を知ること」でいい。そして、その一歩には、ほとんどリスクがありません。

AGAは、体に入れるものが関わることもあります。だからこそ、いきなり不安がる前に、まずはちゃんとした医療機関で、自分の状態を知るところから。「危険かな」「副作用が…」と、やる前の想像だけで足を止めるのは、もったいない。やるかどうかは、知ってから決めればいいんです。

脱毛も同じです。多くの場合、いきなり契約ではなく、まず相談から始められます。プロの目線で「あなたならこうなりますよ」と、先にゴール像を見せてもらえる。まずはそれを聞きに行く。それだけで十分な一歩です。

分かりもしないまま、自分のキャパの中だけで悶々と考えていても、話は一ミリも進みません。

いきなり大きなゴールを目指さなくていい。一歩、二歩、三歩。進んでみて、違うと思ったら、その時やめればいいんです。

一歩目はどっちも、結局「自分を知るための行動」。契約が目的じゃなくて、自分を知ることが目的。だから、リスクなんてほぼない。どうせ悩む時間があるなら、一度その一歩を試してみても、いいんじゃないでしょうか。

——もちろん、どこに不安を感じるかは、人それぞれです。あなたがこれまで生きてきた経験を土台に感じる不安を、僕は一切否定しません。それも、あなたを形づくる大事な一部ですから。

そのうえで、僕から一つだけ言えるとしたら。「まずは、自分を知ってみる」。それだけは、そっとおすすめしたいんです。

このブログは、正直そんなに人目にさらされている場所じゃありません。だから、読んでくれているあなた一人に宛てた”手紙”のつもりで書いています。

言ってしまえば、もう捨てるものがなくなったおっさんが、全部オープンにしているだけのブログです。もし少しでも面白がってもらえたなら、一つのコンテンツとして、ゆるく追いかけてもらえたら嬉しいです。

あなたが、あなた自身を、機嫌よく過ごせますように。

その工夫の一つとして、このブログがそっと役に立てたら——これ以上のことはありません。

YOI

コメント

タイトルとURLをコピーしました